株式会社 かじ惣 様
当社は福井県にてスーパーマーケットを4店舗営んでいます。新鮮な魚介類などが人気の地域密着型の店舗です。
代表取締役会長 杉田様
需要予測AI導入の背景と効果
会社にどういう課題がありましたか?
当社では、商品の管理・運用のため、「商品管理システム」を導入して、一定の成果に繋げております。
しかし、を解析して、活用する上で、予測機能の精度向上ができれば、更なるブレークスルーが図れるのではないかと考えました。
そこで、各種のアルゴリズムを組み込んだAIシステムを検討することになり、この分野で高い技術力と経験を有する企業を探すことにしました。
なぜROX社のAI-Hawk-を選びましたか?
ポジティブで精度の高い動的な計画を立てるには、AIシステムを構築すべきと考えました。そこでインターネットをはじめ各種の情報を得て、主に技術力・経験・導入コスト面で最も優れたROX社を選ばせてもらいました。
更に、本年4月の契約時にROX社の中川社長といろいろお話し、ソフト開発には非常に頼りになる会社と確信いたしました。そこで、実績のある「AI -Hawk-」を活用して、私どもの構想を進める第1段階として、「来店客数の推定」や「惣菜・生鮮3品のロス削減」をテーマに選び、その検証に入りました。
AI-Hawk-を導入してどのような効果がありましたか?
現在は、まずAI -Hawk-の機能をどのような分野にまで応用適用出来るかを検証しております。約3ヶ月の検証をした現在、目玉の「来客数の予測精度」は、約94%という高い精度です。
前年度の来客数実績をベースにして組む計画値よりも精度が上がると思います。
また、当日から45日先まで予測できるので、日々の計画策定に力強い武器になると思います。
現在、上記に並行して「惣菜・生鮮3品のロス削減対策」を本システムを活用して検証中です。
AI -Hawk-を導入して、他に良かったことがありましたか?
人工知能については、以前から興味がありましたが、活用は初めての経験でした。論理的な事象であれば、人工知能は、非常に強い武器になりますが、スーパーマーケットのような小売業に適用するには非常に不安がありました。しかし、私どもがAI -Hawk-を実証する過程で、ROX社さんの懇切丁寧なアフターフォローの下で来客数予測を実証した結果は、私どもの期待する精度に近い結果を得ております(精度約94%)。 具体的には、私どもにとって、AI -Hawk-の予測値の根拠や予測の仕組みの構造などがブラックボックスなので、頻繁にしつこく質問を投げかけましても、迅速・丁寧な回答が得られ、AI適用に関する理解が一層深まり、有難く思っております。 AI-Hawk-を使った次の発展も自社内部で考えております。こういったAI活用の話もROX社さんの人工知能開発のプロが支援して下さるとのことで、当社内の検討も加速しています。
今後はどんな発展をお考えですか?
当社は、過疎化の中で、従業員の高齢化や人手不足等の課題を踏まえ、省力化機械の導入や人工知能を活用した業務の自動化・省力化が不可欠と考え、ステップを踏みながら着実に各種の課題にチャレンジして行きたいと考えております。