営業 正社員

”無理をしない”で子育てと仕事をうまく両立

プロフィール
​幸島 説子
神奈川県在住
学生時代は、環境工学の研究室に所属。メーカーでのマーケティングや国際協力のNGOでの経験を活かし、2018年よりROXに勤務
小学生のお子さん2人を育てながらROXで営業として活躍中。

―――「学生時代やROXに入社する前はどんなことをしていましたか?」

幸島:「環境について学びたくて大学では環境工学を専攻しました。卒論のテーマには生活用水の需要予測と、需要予測の因子を解析するといったことを行いました。当時は、現在のように必要な情報がデジタル化されていなかったので、図書館や資料室に行って昔の統計年鑑からひたすら数字をピックアップしてPCに入力していくといったこともしていました。」

「卒業後はメーカーに就職し、ショールームでお客様に製品の説明を行っていました。お客様に製品のご説明をするという意味では、今の仕事とも近いものがあるかもしれません。」

「1人目が産まれた後、育休をとって復帰したのですが、2人目が産まれてから子供の身体が弱かったこともあり、週に2回程度病院に通う日々が続きました。今はスッカリ丈夫になり元気なのですが、当時はこの生活が一生続くのでは?と悲観することもありました。勤務先まで片道1時間程度かかりましたので、残念ですが仕事との両立は難しいと退職することにしました。」

「一方で以前より国際協力に興味があり、大学生の時からボランティアとしてNGOに関っていました。メーカーを退職してからはNGOに声を掛けて頂き事務局として携わっていました。」

左:語り手 幸島 右:聞き手 ROX 飯塚

子育てを優先しながら働ける環境へ

―――「ROXで仕事をしようと思ったきっかけは何ですか?」

幸島:「週2回程度で出来るパートのような仕事探していました。求人広告でROXのバックオフィス募集の求人を見つけて、ホームページを調べました。代表の中川が掲げる経営理念やメッセージを見て、すごく良いなと思いました。また当時、様々な会社を見ましたが、“家族との時間を大切にする!”というのを全面に押し出しているような会社は他にはなく、なおさら魅力を感じ、ここなら子育てを優先しながら働けるかな?と思いました。」

「AIの業界はこれから伸びていくだろうなと思いましたし、面白そうだなと感じました。余談ですが、当時横浜スタジアムの近くのシェアオフィスにROXの拠点を置いていました。ベイスターズファンとしては、オフィスの立地にも魅力を感じていましたが、在宅勤務 がメインなので、結局そこには1回くらいしか行っていません(笑)」

当社コーポレートサイト 会社概要ページ

バックオフィスから営業、新たな道へ

―――「入社後はバックオフィスをメインでされていましたが、どういった仕事をしていましたか?またバックオフィスという仕事柄、社内の皆さんとコミュニケーションをとる機会が多くあったかと思いますが、メンバーの皆さんへの印象などがありましたらお聞かせください」

幸島:「一般事務として、アルバイトの方の給与の計算したり、勤怠の確認、お客様への請求書の発行などを行っていました。事務の仕事は初めてでしたが、仕事を頂く際も “わからなかったら聞いて~” といつも言って下さり、そんなにかしこまった感じではなかったので、まずはやってみるという感じで進めていきました。」

「(在宅勤務でオンライン上のやり取りがメインなので)メンバーの皆さんとは、実際にお会いしたことはないのですが(笑)、とても優秀なだけでなく、人柄の良い方が多くて仕事がしやすいです。」

―――現在は正社員として営業の仕事をされていますが、どんな業務を行っていますか?

幸島:「現在はホームページに問合せをして下さったお客様へのインサイドセールスを行っており、プロダクトなどの説明をZoom等を利用してスライドをお見せしながら行っています。営業の仕事に最初は少し不安がありましたが、有難いことに、お客様も当社のホームページ等をよくご覧になって下さっていて、製品やサービスはもちろん、経営理念などにも共感して下さっているのではないか?という方が多く、和やかな良い雰囲気で打ち合わせをすることが出来ています。資料などもダウンロードして、予め目を通して下さっており、積極的に質問を頂戴したり、私自身もとても楽しく業務行っています。」

―――お客様はどのような課題感を持ってお問合せを下さる方が多いですか?

幸島:「蓄積してきたデータはあるけれど、それが使えるかはわからない。AIは使ったことがないけれど、使ってみたい。他の会社にも問い合わせるつもりだが、話しを聞いてみたいというお客様が多いです。当社はAIアプリの価格を明快にお示ししているのでお客様も気軽にお問合せを下さりやすいようです。」

今よりもより良くなるために

―――自社のプロダクトに留まらず、AI全般についても外部のセミナーを受講したり、検定試験を目指して勉強されたりと積極的に学んでいらっしゃる姿が印象的です。

幸島:「やっぱり、お客様以上に詳しくなくてはいけないと思っています。きちんとお話できる知識はしっかり身に着けたいと考えていて、社内の研修制度も使わせてもらいながら勉強をしています。AIはどんどん進化しているので、これで終わりということではなく、ずっと勉強し続けていきたいなと思っています。また、わかるとニュースにもついていけますし、とても面白いなと思っています。」

―――今までのご経歴から、社会問題や環境問題の解決といったことへの関心が幸島さんの根本の部分におありなのかな?と感じました。

幸島:「そうですね。より良くなることに興味があると思います。社会問題の解決や、日々の皆さんの生活をよくするためにAIを活用したいというお客様も、ROXにお問合せを下さるので、そういったことにも意義を感じています。」

「今まで人が苦労してやっていたことを、AIでラクに便利する、よりよくする。という会社のビジョンでもある部分について、”本当にそうなったらいいな~” と私自身が思っているので、お客様への説明もしやすいと感じています。」

「また、お客様と直接お話をするチャンスをせっかくもらっているので、頂いた意見などもどんどん取り入れて、(製品やサービスが)より良いものになっていけたらなと思っています。」

―――株式会社ROXは2021年4月にBSMOにグループインし、仕事の幅も大きく広がりました。ROXのお仕事をするようになった当時と比較して変わったこと、変わらないことなどありますか?

幸島:「(普段の仕事の面では)大きく変わったという感じはしないのですが、BSMOにグループインすることで、就業規則面や、契約書の締結についても法に照らし合わせて問題がないか?等しっかりとチェックして進めて頂いているので、安心感が増し、強靭なバックがついたというイメージです。またBSMOの方もROXの働き方(在宅ワーク・裁量労働制など)を尊重してくださっていて、なるべく柔軟にと考えて下さっています。」

株式会社BSMOコーポレートサイト

”無理をしない”で仕事と子育てを両立

―――仕事と子育てを両立する上で大切にしていることやコツはありますか?

幸島:「”無理をしない” ということを決めています。以前子育てをしながらフルタイムで働いていた時、家もグチャグチャで、ついイライラしてしまうこともあり、良いことがないなぁ・・というくらい疲れていたので、”無理をしない”のが一番だなと思っています。今も、正社員でありながら時短で働かせてもらっていて、あえて勤務時間を減らして”無理をしない” ようにしています。

「昨年コロナで学校が休校になってしまったとき、最初は子供達が起きる前や、寝た後に仕事を頑張っていましたが、そういった日が長く続くうちに体力が持たなくなってきてしまい、代表の中川に”仕事を減らしてほしい”と相談をしました。すると、必要最低限の、業務をピックアップして”これだけやってくれればいいよ”と声を掛けてくれました。2、3カ月間仕事量を減らしてもらい、その間、お家で過ごす子供達のために子供部屋を作ろうと模様替えなどをして過ごすことが出来ました。そういった理解があったおかげで何とか仕事を続けてこれたのかな?と思っています。」

―――趣味のキャンプもご家族で行かれてますか?

幸島:「(コロナ禍で)だいぶ機会は減っていますが、子供達もキャンプは喜びます。帰宅後の片付けが大変ですが、月曜日の朝から出勤ではなく、在宅でよかった~と思うときでもあります(笑)」

―――同感です(笑) 平日の一日のスケジュールを教えてください。

幸島:「朝起きたらまず、メールチェックを行います。というのも勤務の終了時間が大体16時くらいのことが多いので、そのあと何か連絡が来ていないか?どんな内容か?をチェックして、その日何をやるのかを朝のうちに洗い出しておきます。」

「子供を病院に連れて行くということもあったり、授業参観などの学校行事の際にも2時間だけ休憩をとって、学校にいってまた仕事に戻ったりと自由に働かせてもらっていてとても有難いです。」

 
5:00~6:00 起床 メールチェック後、朝の支度
8:00 子供達を学校に送り出す
8:30 勤務再開
好きな時間にお昼休憩
16:00 勤務終了、夕飯の支度
17:00 子供達帰宅
22:00 就寝